CONCEPT

これまでの陶芸市場は,
「その価値が分かる人の為だけに存在した」
そんな印象を感じます。
一部の人にとっての嗜好品、そんなイメージです。
そのイメージの下に陶芸業界そのものも高付加価値化を行ってきた傾向があり、それが陶芸に対してとても高価なイメージを作り上げた、そう思います。
しかし現状の陶芸市場はそのイメージに反してとても手に入れやすい価格帯となり、色や造形も生活に取り入れたくなる魅力的な器が多いです。
その意味では現代の陶芸は、最早一部の方の為の嗜好品という枠から離れ、とても一般的な立ち位置を確立しております。
無論、それらの中身は玉石混合ですがJIBITAとしては先ず作品から入り、それからその作家の姿勢や知識、考え方等々を考慮した後に取引を始め、ようやくお客様へのお披露目を致しております。つまり、JIBITAで皆様が御覧になられる作品はすべてその様な魅力的な作家が作ったものであると言えるのです。
そしてその様な作家の皆様とJIBITAがめざすもの、
それは
「陶芸の普及」。
そしてそれに伴う
「文化的資質の向上」です。
例えば、食事は毎日の事です。
そしてその食事は「文化」、器も「文化」です。毎日の事だからこそ、食卓に一皿だけでも美しい手作りの器を使う事で、私たちは文化的資質を上げられます。
現代はとても気忙しく混沌とした時代です。
「器に気を遣うそんな余裕は無い」
という声も聞こえてきそうですが、それでも食事だけは毎日します。
せっかくならその時間は「満腹にするだけの行為」としてではなく、「食事という文化的な行為」に変換できれば、私たちはそこから素晴らしい副産物を手に入れられます。
JIBITAは皆様に陶芸、器を御提案しながらその様なストーリー作りのお手伝いを行って参ります。

 

 

代表 熊谷信力(くまがいのぶちか)